当院では子宮のがん検診を行っています。
子宮にできるがんには二種類あります。子宮の入り口の部分、子宮頚部にできる子宮頚がんと、子宮の奥の部分である子宮体部にできる子宮体がんです。
次のような症状があったら子宮または子宮頸がんの可能性があります。
- 月経ではないときに出血がある
- 閉経後なのに出血がある
- おりものに血が混ざり茶色っぽい濁った色になる
- 排尿時に痛みや違和感を感じる
- 性交時に痛みを感じる
- 下腹部が痛い
- 腰痛
- 脚のむくみ
- おなかの膨満感がある
子宮がん(子宮体がん・子宮内膜がん)
子宮体がんは子宮内部にできるがんです。特に出産を経験していない女性や月経不順、乳がんの既往のある方は発症リスクが高いとされており、閉経後でもなる可能性があります。
子宮頸がん
子宮頸がんとは子宮の入り口、子宮頚部と呼ばれるところにできるがんです。最初はほとんど自覚症状がないため、気付かぬうちに進行するという怖さがあります。閉経後は発症の確率は下がりますが、ゼロではありません。定期的な検診が重要です。
若年の方にはワクチンもおすすめです。当院は札幌市のHPVワクチン接種対応クリニックです。小学6年生~高校1年生の年齢に相当する女性で、札幌市にお住いの方は無料で接種できます。詳しくは札幌市のページをご覧ください。