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外陰部のかゆみの原因には以下のようなものがあります。

  • 陰部の蒸れ、乾燥
  • 下着の摩擦やアレルギー
  • 性感染症
  • カンジダ(真菌)症
  • 細菌感染症

性感染症

性感染症には以下のようなものがあります。かゆみのほか、排尿時に痛みがある、おりものの色や質感がいつもと違う、性器周辺がブツブツしている、硬いしこりのようなものを感じるなど原因によって症状は様々です。

  1. 淋病(クラミジア感染症)
  2. 梅毒(淋菌感染症)
  3. 急性淋菌性尿道炎
  4. ヘルペス
  5. ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
  6. クラミジア感染症
  7. 性器ヘルペス
  8. トリコモナス感染症
  9. 尖圭コンジローマ(HPV感染症) など

中には自然治癒するものもありますが、完治まで時間がかかったり、身体の別の部位に症状が出ることがあります。なにより他の人に移してしまう可能性があるので、すぐに受診して適切な治療を受けましょう。

カンジダ症

カンジダは口腔内や腸内にいる常在菌です。風邪や睡眠不足、過労やストレスなどにで免疫力が低下すると、性行為をしていなくても症状が出る可能性があります。ちょっとした体調の低下で繰り返してしまうことも多いです。

おりものが白く濁り、ボロボロとしたカッテージチーズ状になっていたらカンジダ症の疑いがあります。

市販のお薬もありますが、処方薬剤の方が早く治ることの方が多いです。快適な毎日のためにもクリニックを受診して原因を突き止め、早く治しましょう。