12/20追記
2024年11月末に行われた子宮頸がんワクチン接種の基本方針を決める会議で、接種を希望される方が機会を逃さないよう経過措置を設ける予定であることが発表されました。
これまで無料で接種できるのは2025年3月31日(月)までとされていましたが、2026年3月31日(火)まで1年間延長される見込みとなります。
ただし、キャッチアップ接種対象者で、かつ2025年3月31日(月)までに初回接種を済ませている方が対象です※
「もう無料で接種できる期限を過ぎてしまったから」や「2回目の接種をうっかり忘れていて3回完了できなさそう」と諦めていた方には朗報です。ぜひご検討ください。
ご来院の際は母子手帳もしくは接種履歴がわかるものをお持ちください。接種履歴がわからないと公費での接種対象にならないことがあります。
対象となる方※
(1) キャッチアップ接種対象者のうち、2022年4月1日~2025年3月31日にHPVワクチンを1回以上接種した方
(2) 平成20年度(2008年)生まれの女子で、2022年4月1日~2025年3月31日にHPVワクチンを1回以上接種した方
※条件その他は現在も検討・調整中であり、今後変更となる可能性があります。追加の発表がありましたら当院ホームページでもお知らせいたします。
当院ではHPVワクチンキャッチアップ接種を行っています。3回接種が推奨されてはいますが、1~2回接種でも一定の効果はあるといわれていますので、まだ一度も接種したことがない方も期間中の接種をぜひご検討ください。
他院で1回または2回接種済みの方も受け付けています。ご予約のうえ母子手帳もしくは接種履歴がわかるものをお持ちください。当院では女性医師が担当します。
2カ月先の日時まで予約可能です
接種の際、ご記入済みの予診票をお持ちいただけるとよりスムーズな接種が可能です。
子宮頸がんワクチンやキャッチアップ接種についてくわしく知りたい方は札幌市のホームページをご覧ください。
- キャッチアップ対象者なら、ワクチン接種1回あたり通常約3万円のところ自己負担無料!※(※公費による)
- 16歳以上なら親の同意は不要
- さっぽろ大通内分泌クリニックなら気軽にWeb予約OK 女性医師が診察
なぜ今子宮頸がんワクチン?
子宮頸がんになる女性は年間約10,000人といわれており、そのうち約3,000人が命を落としているという統計報告があります。
子宮頸がん(子宮上皮がんを含む)の患者のうち約38%が20~30代です。つまり、キャリアアップや結婚出産といったライフイベントの多い年齢です。避けられるがんなら避けたいところですよね。
子宮頸がんは予防できる
子宮頸がんはHPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)が原因です。主に性交渉により感染します。そのため早い段階でのワクチン接種が有効です。現在は中学1年生からの接種が標準的になっています(HPVウイルスには複数の型があるため、性交渉経験があってもワクチンを接種しておくと安心です)
今ならワクチン接種無料
キャッチアップ接種とは
1997年(平成9年)4月2日(27歳)~2008年(平成20年)4月1日生まれ(16歳)の女性が対象です。詳しくは札幌市のページをご覧ください。
費用が全てではありませんが、現状、HPVワクチンの自費接種は決して安いとは言えないため、数年後やっぱりワクチン接種したい…と思ったときにためらう理由になってしまうかもしれません。
この機会に将来の健康のことをぜひ考えてみてほしいと思います。学生の方は保護者など周りの大人に相談するのもよいですね。
ワクチン接種直後の過ごし方や副反応などをご説明するチラシをお渡ししています。(クリックで拡大します)
2回目、3回目の接種タイミングを記入できますので、スケジュール調整にお役立てください。
子宮頸がんワクチンはさっぽろ大通内分泌クリニックで!
ご予約の上、保険証(マイナ保険証だと接種がスムーズ)をご持参ください。
接種の際、ご記入済みの予診票をお持ちいただけるとよりスムーズな接種が可能です。
女性医師が診察します。生理など身体のことで気になることがあれば気軽にご質問ください※。
さっぽろ駅・大通駅どちらからも近いので全3回の通院がカンタンです。毎月第1・2・4週の土曜も診察しているので、通勤通学の合間、ショッピングや塾通いのついでにサッと立ち寄れます。
※相談内容や症状により診察や検査が必要と医師が判断した場合、患者さまの同意の上、診察費がかかります。
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